全国高校サッカー選手権大会は１月５日、準々決勝の４試合を開催。山梨学院（山梨）、矢板中央（栃木）、帝京長岡（新潟）、青森山田（青森）が勝ち名乗りを上げた。

　無観客での開催が決まった９日の準決勝では、山梨学院と帝京長岡、矢板中央と青森山田が激突する。

　優勝校の行方とともに注目されるのが個人タイトルだ。

　得点ランキングでは準々決勝終了時点で、トップに４得点で２選手が並ぶ。関東一のFW笠井佳祐（３年）は初戦の山辺戦でハットトリックを達成。ベスト16まで進んだ帝京大可児のFW大森涼（３年）は３戦連発で計４ゴールを決めている。

　３位には３ゴールで３人がつけた。２回戦から出場した仙台育英の２年生ボランチ島野怜も宮崎日大戦でハットトリック。市立船橋のDF木内拓海（３年）と、作陽のFW杉本翔（３年）はそれぞれ２戦連発とコンスタントな活躍を見せた。

　２得点の６位以下には、勝ち進んでいる４校から６選手が名を連ねた。DF秋元琉星(３年)、DF藤原優大(３年)、MF松木玖生(２年)、FW名須川真光(２年)と今大会10得点を挙げている青森山田からは４選手がランクイン。帝京長岡からも、MF上野一心(３年)、FW葛岡孝大(３年)の２選手が２得点をマークしている。

　残り試合は多くとも準決勝と決勝の２試合のみ。現在のランキングを大きく覆す選手は現われるか。
 

準々決勝終了時点での得点ランキングは以下の通り

【１位：４得点】
笠井佳祐(関東一／FW／３年)
大森　涼(帝京大可児／FW／３年)

【３位：３得点】
木内拓海(市立船橋／DF／３年)
島野　怜(仙台育英／MF／２年)
杉本　翔(作陽／FW／３年)

【６位：２得点】
秋元琉星(青森山田／DF／３年)
藤原優大(青森山田／DF／３年)
松木玖生(青森山田／MF／２年)
名須川真光(青森山田／FW／２年)
加藤想音(市立船橋／FW／３年)
上野一心(帝京長岡／MF／３年)
葛岡孝大(帝京長岡／FW／３年)
木原　励(京都橘／FW／２年)
西野太陽(京都橘／FW／３年)
松野隼輝(神戸弘陵／FW／３年)
徳弘　匠(神戸弘陵／FW／３年)
日高駿佑(東福岡／FW／３年)
川中浩夢(丸岡／MF／３年)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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