選手権、ベスト8出揃う! 前回準Vの青森山田、同4強の矢板中央が接戦を制す。気になる準々決勝の組み合わせは…

2021年01月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

第2試合はいずれも接戦に

青森山田は松木が逆転ゴールを挙げる。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 第99回全国高校サッカー選手権大会は1月3日、3回戦の8試合を開催。14時10分からは首都圏の各会場で第2試合が行なわれ、青森山田(青森)、帝京長岡(新潟)、矢板中央(栃木)、山梨学院(山梨)の4チームが勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 優勝候補の大本命と目される前回準優勝の青森山田は、帝京大可児(岐阜)と対戦。開始7分に先制点を許したものの前半13分に浦和入団内定の藤原優大(3年)のゴールで追いつくと、同39分に2年生10番の松木玖生の得点で逆転。後半も互いに白熱の攻防を見せたが、青森山田が4-2で押し切った。

 前回ベスト4の帝京長岡は神戸弘陵(兵庫)に先制点を許すものの、前半14分に葛岡孝大(3年)のゴールで追いつく。さらに後半14分に上野一心(3年)が逆転弾を決め、同16分には川上航立(3年)の追加点で突き放し、3-1で勝ち切った。

 前回ベスト4の矢板中央は、優勝候補の一角に挙げられる東福岡と激突。互いに決め手を欠いた試合は0-0のままPK戦へ。これを3-1で制した矢板中央が4年連続の8強入りを掴んだ。

 藤枝明誠(静岡)と対戦した山梨学院は、前半31分に浦田拓実(3年)のゴールで先制。同33分に追いつかれ1-1のままタイムアップとなると、PK戦を7-6で制し準々決勝に駒を進めた。

 3回戦の第1試合では、前回8強の昌平(埼玉)が創成館(長崎)に3-0で快勝。過去5度の優勝を誇る市立船橋(千葉)も仙台育英(宮城)に後半の3発で3-0と勝利を収めた。堀越(東京A)は、丸岡(福井)を2-0で下し、初のベスト8入り。富山一(富山)は1-0で神村学園(鹿児島)との接戦を制した。

 1月5日の準々決勝では、山梨学院対昌平、市立船橋対帝京長岡、矢板中央対富山一、堀越対青森山田の顔合わせとなった。

 3回戦の結果と準々決勝の対戦カードは以下の通り。

◆3回戦結果
昌平(埼玉)3-0創成館(長崎)
市立船橋(千葉)3-0仙台育英(宮城)
富山一(富山)1-0神村学園(鹿児島)
堀越(東京A)2-0丸岡(福井)
青森山田(青森)4-2帝京大可児(岐阜)
帝京長岡(新潟)3-1神戸弘陵(兵庫)
矢板中央(栃木)0(3PK1)0東福岡(福岡)
山梨学院(山梨)1(7PK6)1藤枝明誠(静岡)

◆準々決勝の組み合わせ
山梨学院(山梨)vs 昌平(埼玉)
市立船橋(千葉)vs 帝京長岡(新潟)
矢板中央(栃木)vs 富山一(富山)
堀越(東京A)vs 青森山田(青森)

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