仙台育英が2年生MF島野怜のハットトリックで初戦突破!3-0で宮崎日大を下し、ベスト16へ進出

2021年01月02日 渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

3回戦は市立船橋と対戦

3得点でチームを3回戦に導いた、2年生MF島野。写真:徳原隆元

[高校選手権2回戦]仙台育英3-0宮崎日大/1月2日(土)/フクダ電子アリーナ

 2回戦からの登場となった、4年連続35回目の出場の仙台育英(宮城)は、初出場となった宮崎日大(宮崎)と初戦を戦い、3-0で勝利を収めた。

 仙台育英の城福監督は「今日が初戦だったので堅さが見られた」と語るが、「得点がとれたことが大きかった」という先制点が決まって以降本来の動きを取り戻し、宮崎日大を圧倒した。

 前半32分、MF島野怜(2年)がブロックされながらもシュートを決め先制点を挙げると、この年代別日本代表にも選出される俊英が抜群の存在感を発揮した。

 後半18分には、右CKからFW佐藤遼(2年)が落としたボールに反応し、ゴール前で胸トラップから素早く反転してボレーシュートでネットを揺らす。さらに後半23分、ゴール前のこぼれ球に詰めて、この日3点目をゲットした。

 184センチと長身の島野は、ピッチ上のいたるところに顔を出し、こぼれ球をことごとく拾う出色の出来だった。「これまで点を取っていなかったのですが、それが今日の爆発に繋がった」と城福監督も称賛した。

 2年連続で2回戦を突破。4年連続の初戦通過となった仙台育英は、3回戦で市立船橋と対戦する。

「仲間が繋いでくれたので、みんなのおかげです」と言う島野は、「明日も試合があるので、ケアして、100%で行けるように頑張りたい」として、「チームとしてはベスト4以上、個人としては1試合2得点以上を目指したい」と高らかに宣言した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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