スペインに衝撃、バルサで活躍した元代表MFエウセビオが頭部を強打し、昏睡状態。バジャドリーでは城彰二氏と同僚

2021年01月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

31日早朝に階段で転倒

一昨シーズンはジローナで指揮を執ったエウセビオ氏。(C) Getty Images

 大晦日に衝撃のニュースが飛び込んできた。

 スペイン紙『AS』などが報じたところによると、元スペイン代表MFで一昨シーズンにはジローナの監督を務めていたエウセビオ・サクリスタン氏が、12月31日早朝に友人と訪れていたバーの階段で転倒し、頭部を強打。意識を失って病院に搬送され、緊急手術を受けたという。

 現在は昏睡状態で、「72時間は監視下に置かれる」と記事は綴っている。
 
 56歳のエウセビオ氏は、1983年にバジャドリーでプロデビュー。アトレティコ・マドリーを経て88年に移籍したバルセロナでは、ヨハン・クライフ監督の下で「ドリームチーム」の一員としてラ・リーガ4連覇など数々のタイトル獲得に貢献した。その後、バジャドリーに復帰した際には、元日本代表FWの城彰二氏と同僚だった。

 引退後は指導者の道に進み、セルタ、バルセロナB、レアル・ソシエダ、ジローナで監督を歴任。18-19シーズン終了後はフリーとなっていた。

 無事に回復してくれることを祈るばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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