「遅れてイヌイの身体に…」バルサDFの乾貴士への“踏みつけ行為”が物議!元審判が異議「PKになるべきだった」

2020年12月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

元レフェリーの見解は?

ラングレに倒され、PKを主張した乾だが…。(C) Rafa HUERTA

 現地時間12月29日に開催されたラ・リーガ第16節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルは、これまで全敗の敵地カンプ・ノウでバルセロナと対戦。57分にFWキケ・ガルシアのゴールで先制すると、10分後にウスマンヌ・デンベレの一撃で追いつかれたものの、1-1のドローに持ち込み、貴重な1ポイントを奪取している。

 物議を醸しているのが36分のシーンだ。敵のペナルティエリア内で、乾が相手DFのクレマン・ラングレからやや遅れ気味にチャージを受け、足を踏みつけられたように見えたが、アルベロラ・ロハス主審はファウルをとらなかった。

【画像】PKではない? ラングレの乾貴士への"踏みつけたシーン"はこちら
 
 これに異議を唱えたのが、元レフェリーのイトゥラルベ・ゴンサレス氏だ。『AS』紙の取材に対して、次のようにコメントしている。

「ラングレはペナルティを科されるべきだった。踏みつけたのはエリア外だが、遅れてイヌイの身体にぶつかっている。この2つのアクションはワンセットだ。踏みつけたのは外だが、エリア内でぶつかっており、最も悪いほうを基準に笛を吹く必要がある。それはエリア内であり、PKだった」

 このシーンで、両手を大きく広げてファウルを主張していた乾。今回は判定に泣かされたと言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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