現地時間12月29日に開催されたラ・リーガ第16節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルが、ここまで全敗の敵地カンプ・ノウでバルセロナと対戦。乾が左サイドハーフで先発した一方、左足ハムストリングスの故障から復帰した武藤はベンチスタートとなった。

　エイバルは開始８分にPKのピンチを迎えたものの、故障で欠場したメッシに代わってキッカーを務めたブライトワイトが左に外し、ピンチを逃れる。

　その直後に乾が見事なトラップからDFミンゲサをかわしてシュートを放つも、GKの正面を突く。

　エースを欠くバルサの攻撃を抑え込んだエイバルは58分、キケ・ガルシアがアラウホからボールを奪ってそのまま持ち込み、左足で先制ゴールを奪う。

　しかし、67分にジュニオル・フィリポのクロスから途中出場のデンベレに決められ、同点に追いつかれる。

　その６分後に、キケ・ガルシアに代えて武藤を投入したアウェーチームは、終盤に猛攻を受けながらもなんとか凌ぎきり、１－１のドローで終了。敵地で貴重な勝点１を奪取した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部