<2020ベストヒット!>「完全に我を失った」“韓国の至宝”がS・ラモスを3度蹴り飛ばす愚行!2度目のレッドに現地辛辣「醜い行為だ」

2020年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中出場からわずか13分で退場

キックを浴びて怒りを露わにしたS・ラモスと睨み合うイ・ガンイン(16番)。(C) Getty Images

 2020年の名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、韓国代表イ・ガンインの信じ難い蛮行を取り上げる。途中出場からわずか13分でセルヒオ・ラモスに後方から何度もキックを見舞い……。

記事初掲載:2020年6月19日

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"韓国の至宝"に批判の声が集まっている。

 現地時間6月18日に開催されたラ・リーガ第29節で、レアル・マドリーとのアウェーゲームに臨んだバレンシアは、0-3の完敗を喫した。

 このゲームの終盤に、"再び"愚行を犯したのが韓国代表MFのイ・ガンインだ。86分にカリム・ベンゼマにダメ押しの3点目を奪われ、すでに勝負が決した89分だった。76分に出場したばかりのレフティーは、ボールを競り合ったセルヒオ・ラモスに3度に渡ってキックを見舞い、レッドカードを食らったのだ。

 この逸材が、今シーズンに退場処分となったのは、これが初めてではない。昨年10月19日に行なわれた第9節のアトレティコ・マドリー戦でも、後半アディショナルタイムにサンティアゴ・アリアスへ後方から危険なタックルを見舞い、一発レッドとなっている。この時も出場からわずか14分のプレーだった。

【動画】信じ難い蛮行!イ・ガンインが見舞った衝撃の"3度蹴り"はこちら
 シーズン2度目のレッドカードに、現地メディアも辛辣だ。

『BESOCCER』が「イ・ガンインは完全に理性を失った。何も考えずセルヒオ・ラモスに3度のキックを見舞った。試合がうまくいかない時に、我を失うことがある。それが彼に起こったことだ。醜い行為だった」とこき下ろせば、『Marca』紙は、「不可解なタックル。最悪だ」と手厳しかった。

 前回の反省を活かせず、勝負が決している状況で再び冷静さを失ってしまったイ・ガンイン。昨年のU-20ワールドカップでMVPに輝くなど、そのポテンシャルは疑いの余地がないだけに、残念としか言いようがない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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