【皇后杯準決勝】3連覇中のベレーザがマイナビ仙台に4発快勝!なでしこ女王・浦和LはPK戦の末に新潟Lを下す!

2020年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝は2年連続でベレーザと浦和Lの対戦に

なでしこリーグでベレーザの6連覇を阻んだ浦和。皇后杯との2冠獲得なるか。(C)SOCCER DIGEST

 皇后杯は12月24日、準決勝の2試合を開催。日テレ・東京ヴェルディベレーザと浦和レッズレディースが決勝に駒を進めた。

 サンガスタジアム by KYOCERAで行なわれた準決勝の第1戦は皇后杯3連覇中のベレーザとマイナビベガルタ仙台レディースが対戦。26分に遠藤純のゴールでベレーザが先制すると、後半も52分に宮澤ひなたが追加点。さらに57分、79分とゴールを決めた遠藤がハットトリックを達成。終盤に浜田遥に得点を許し1点を返されるが、ベレーザが4-1で快勝し、4年連続で決勝の舞台に進出した。
 
 同スタジアムで行なわれた準決勝のもう一試合は、昨年度のファイナリストでなでしこリーグチャンピオンの浦和Lが、INAC神戸レオネッサを相手に2点ビハインドをひっくり返して逆転勝利を収めたアルビレックス新潟レディースと激突した。

 試合は、13分に直接フリーキックを決めた猶本光の得点で浦和が先制するものの、新潟も粘り強さを発揮し、24分に2011年のワールドカップ優勝メンバーの上尾野辺めぐみの得点で試合を振り出しに戻す。

 その後拮抗した展開は、両チームともにチャンスを迎えるが、スコアを動かす事が出来ず、1-1のまま延長戦に突入した。

 延長戦で攻勢に出たのは浦和だった。しかし、シュートがクロスバーに嫌われる場面もあり120分間では決着がつかず、決勝へのチケットはPK戦で争われることとなった。

 新潟は一人目が失敗。その後4人目までは成功したものの、先行の浦和が5人全員が成功し、PK戦を5-3で制した浦和Lが決勝へ駒を進めた。

 皇后杯決勝は、12月29日、サンガスタジアム by KYOCERAで14時キックオフ。2年連続でベレーザと浦和Lの対戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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