“星ゼロ”の辛辣な採点も…。マルセイユ酒井宏樹&長友佑都が出場した年内ラストマッチ、現地の評価は?

2020年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

左右SBで先発出場したものの…

ともに厳しい評価が与えられた酒井(左)と長友(右)。 (C)Getty Images

 現地時間12月23日に行なわれたリーグ・アン第17節、酒井宏樹と長友佑都が所属するマルセイユは敵地でアンジェと対戦し、1-2で敗れた。

 日本代表SBはともに酒井が右SB、長友が左SBで先発出場。しかし、酒井は前半終了時、長友は74分に交代を命じられている。

 3試合連続で白星のないマルセイユに、現地メディアは「今年を最悪な試合で締めくくった」と批判的な論調だ。特に、日本人プレーヤーに対する評価は非常に手厳しい評価が下っているようだ。

 チームを「不調のまま終えてしまった」と批判した現地メディア『maxifoot.fr』では、長友が10点満点中「3.0」とチーム内最低評価がついた。「あまりにも期待外れ。守備の面で遅れをとっている」と評され、酒井はそれに次ぐ「3.5」の低い評価となった。

 また、『LE PHOCEEN』でも10点中、長友が「1.0」、酒井が「2.0」と下位を占める結果に。それぞれ「左サイドで圧倒されることが多すぎる」、「右サイドでの輝きは失われている」と手厳しい寸評がついた。
 
 マルセイユ専門メディア『FOOTBALL CLUB DE MARSEILLE』は特に辛辣で、「日本の両翼が難破」とふたりのプレーヤーにともに10点満点中「2.5」をつけた。

 長友は「元インテルはチームに何ももたらさず、守備的にも彼を確保することはなかった。少なくとも、彼はゴールにつながる大きなミスをしなかった」、酒井も「苦しんだだけの45分」と評している。

 そして『actufoot』の三ツ星評価では、なんとふたりとも星がつかない「ゼロ」評価に。ふたりのほかに、ダリオ・ベネデット、ミケル・キュイザンスが星が付かない、最低評価となっている。

 マルセイユはこれで8勝4分3敗と暫定5位という結果で年内を終えることとなった。次節は1月6日のモンペリエ戦となるが、酒井と長友、そしてチームは、シーズン後半戦に調子を上げることができるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 
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