柿谷曜一朗&木本恭生が完全移籍!3位名古屋が4位C大阪から主力2選手を獲得

2020年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

名古屋では5選手がリーグ戦全34試合に出場

名古屋に加入した柿谷(左)と木本(右)。(C)SOCCER DIGEST

 名古屋グランパスは12月24日、柿谷曜一朗と木本恭生の2選手をセレッソ大阪から完全移籍で獲得したと発表した。

 下部組織からC大阪で育ち、クラブ伝統の「8」を背負う柿谷は、クラブを通じて以下のようなコメントを発表した。

「この度名古屋グランパスに移籍することになりました。約25年間、セレッソ大阪に携わりプロサッカー選手としてもいろいろな経験をさせて頂きました。

 自分にとって家族のようなチームを離れるとゆうのは寂しさもありますが長い間セレッソのためにとやってきたことに後悔も悔いもありません。時にはサポーターのみなさんに不快な思いをさせたり、迷惑をかけたこともありました。本当にすみませんでした。それでも変わらず応援してくれた方々には本当に感謝しています。

 この大変な年に様々な方向からサポートしてくれたスポンサーの方々。本当にありがとうございます。

 2016年、昇格に向けた最後のプレーオフ。「絶対昇格するんだ」と選手、スタッフ、サポーターが
あれほど1つになった試合は生涯忘れません。僕のセレッソ人生一番思い出に残っている試合です。

 そこから尹さんと共にカップ戦を制し、ロティーナ監督と安定した戦いができるチームに成長していく仲間達と過ごした時間は素晴らしい財産になりました。そしてなにより背番号8をつけて戦う嬉しさ、楽しさ、辛さ。すべてがかけがえのないものになりました。チームを離れますが、サッカー選手 柿谷曜一朗を応援してもらえると嬉しいです。長い間、本当にお世話になりました」

 新天地として選んだ名古屋を通じて以下のように意気込みを語った。

「名古屋グランパスの一員として戦えることを大変嬉しく思っています。グランパスファミリーのみなさんに認められるためにも最大限努力していきたいと思っています。そして、なにより名古屋グランパスを愛する子供達の憧れになれるように頑張ります!よろしくお願いします」
 
 また名古屋は同じくC大阪からボランチやCBとして今季の公式戦に31試合出場している27歳の守備のユーティリティー木本も獲得。

 名古屋の公式ホームーページでは「名古屋グランパスでプレーさせてもらえる機会を与えていただいたことに感謝しています。チームにとってプラスの存在になっていけるよう全力で頑張っていきます。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 今シーズンを3位で終えた名古屋はコロナ禍の過密日程ながら、主力5選手がリーグ戦全34試合に出場するなど、勤続疲労も懸念されていた。来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を戦う上で頼もしい二人の即戦力が加わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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