アトレティコに激震! イングランド代表DFトリッピアーが賭博関与確定で10週間の出場停止に!

2020年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年夏の移籍に関して「7項目」で告発されて

賭博関与によって厳罰を下されたトリッピアー。リーガにCLと好調を維持していたが……。(C)Getty Images

 目下、ラ・リーガで首位を走るアトレティコ・マドリーにとっては大きな痛手だ。

 現地12月23日、FA(イングランド・サッカー協会)はA・マドリー所属のイングランド代表DF、キーラン・トリッピアーに10週間の出場停止処分を下すと発表。処分はFIFA(国際サッカー連盟)への報告を経て即日発効された。加えて、選手本人には罰金7万ポンド(約945万円)も課されている。英公共放送『BBC』やスペイン紙『MARCA』など欧州主要メディアが一斉に報じた。

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 昨年7月、トリッピアーは2000万ポンド(約27億円)の移籍金でトッテナム・ホットスパーからA・マドリーに完全移籍を果たした。そこに至るまでの期間、トリッピアー自身が知り得た移籍関係やチーム内の情報などを第三者に提供し、なんらかの形で賭博行為に利用されたというのだ。今年5月にFAが告発し、トリッピアーは全面否認。7件について捜査が続けられてきたが、そのうち4件で有罪が確定したという。

 FAは「2021年2月28日まで、すべてのフットボールとフットボールに関連した活動を全世界において禁止する」と定めた。30歳の右SBは少なくともラ・リーガ11試合に加えて、チャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16、チェルシー戦の第1レグにも出場できない。最速の復帰は3月7日のマドリード・ダービーからとなる計算だ。

 今季はここまでラ・リーガ13試合にフル出場し、チャンピオンズ・リーグでも6試合すべてで先発を飾ってきたトリッピアー。前日22日のレアル・ソシエダ戦には右ウイングバックで出場し、2-0の快勝に貢献していた。ある程度は覚悟していたとはいえ、ディエゴ・シメオネ監督にとっては頭の痛い非常事態だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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