「いまも声をかけています」C大阪が香川真司に復帰を要請! クルピ新監督との再タッグ実現か…

2020年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どのタイミングでも入れると思います」

森島社長と梶野部長がオンライン取材に応じ、香川へ復帰を要請していることを明かした。(C)SOCCER DIGEST

 セレッソ大阪は12月20日、来季からの新指揮官にレヴィー・クルピ氏が就任することを発表。それに伴い、森島寛晃社長と梶野智部長がオンライン取材に応じ、クルピ氏を招へいした理由と、OB選手の復帰についても言及した。

 今季J1リーグを4位で終えたC大阪は、昨シーズンからクラブを率いていたアンヘル・ロティーナ監督の退任を発表。その後任として、かつて1997年、2007年から2011年、2012年から2013年の3度C大阪を指揮したクルピ氏が、来季からの指揮を執ることが決まった。

 クルピ氏はC大阪で、のちに日本代表の主力に成長することとなる香川真司、乾貴士、南野拓実を積極的に試合に起用するなど、若手の育成に定評があるが、森島社長はこの育成力に期待をしていると語った。

「クラブが長く存続していくためには、実績のある選手をたくさんとってチーム作りをするというところよりも、クラブがしっかりと選手を育てて、若い選手を入れてチーム作りをしていくということが大事にしていくべきことだということで、今回このような形になりました」
 
 またクラブのOB選手について話が及ぶと、梶野部長は香川と乾の名を挙げ、「最後はセレッソで活躍してセレッソで引退していただくというのが一番、クラブとしては望むこと」とコメント。さらに森島社長は、「常に声をかけている」と復帰を要請していた事実を明かしている。

「本人への取材や、プレッシャーがいくのを避けたいのであんまり大きな話は避けたいですが、我々としては今シーズンの夏も声をかけましたし、10月の時点でも声をかけました。いまも声をかけていますし、香川選手に関してはフリーの状態なので、どのタイミングでも入れると思いますので、彼次第であるとは思います」

 1シーズン所属したスペイン2部サラゴサとの契約を今年10月に双方合意の上で解除がし、現在が無所属の香川。ふたたびJリーグで、恩師であるクルピ氏とのタッグ実現とはなるのだろうか――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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