【J3】相模原が2-1勝利で逆転昇格を決める!長野は痛恨のホーム敗戦で…

2020年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

相模原はクラブ史上初のJ2昇格

最終戦でJ2昇格を決めた相模原。ホムロ(10番)は貴重な先制点をマーク。(C)J.LEAGUE

 J3リーグは12月20日、今シーズン最終節の9試合を開催した。長野、相模原、岐阜の3チームに絞られたJ2昇格争いは相模原がモノにし、逆転で2位に滑り込んだ。

 2位につけていたAC長野パルセイロは12位のいわてグルージャ盛岡とホームで対戦。勝てば自力でのJ2昇格が確定する一戦は、1点先行される苦しい展開となる。55分に岩手のFWモレラトに一瞬の隙を突かれ先制を許す。逆転を狙って前掛かりに出た長野だったが、次の一点も岩手に奪われてしまう。85分、カウンターからモレラトと交代して出場した嫁阪翔太にこぼれ球を詰められて0-2となり、このままのスコアで力尽きた。長野は勝点59にとどまる。

 一方で3位のSC相模原は敵地で5位のFC今治と激突。16分にホムロのゴールで先制すると、47分に味方が繋いだボールを梅鉢貴秀がダイレクトで叩き2-0とリードを広げる。しかし64分、CKからDFチョン・ハンチョルにゴールを許して1点差に詰められる。アディショナルタイムまで絶えず今治の反撃を受けるが、最後までこのリードを守り切って2-1で勝利を収めた。相模原は勝点を61に伸ばして長野を逆転。2位でシーズンを終え、J2昇格を勝ち取ったのだ。

 そのほか、3位のFC岐阜は敵地でガンバ大阪U-23と対戦。9分に高木大輔の得点で先制されるが12分、中島賢星のゴールで同点とする。しかし40分に川﨑修平にゴールを許して1-2で敗れた。

 この結果、今季のJ3優勝を決めているブラウブリッツ秋田と、2位に入ったSC相模原がJ2への切符を掴んだ。相模原はクラブ史上初のJ2リーグ挑戦となる。
 
 J3リーグ最終節の結果は以下の通り。

鹿児島3-0秋田
長野0-2岩手
今治1-2相模原
YS横浜1-0藤枝
沼津3-2富山
讃岐3-2福島
G大阪232-1岐阜
C大阪231-4八戸
鳥取-熊本※大雪の影響で15時キックオフ

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事