なんと52戦負けなし! 南野拓実が欧州で更新し続ける“不敗神話”とは?「彼は無敵だ」

2020年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

怒涛のゴールラッシュの口火を切った南野

ゴールだけでなく果敢なフォアチェックで守備でも貢献した南野。 (C) Getty Images

 現地時間12月19日に開催されたプレミアリーグ第14節で、敵地セルハースト・パークでクリスタル・パレスと対戦したリバプールは7-0の大勝を収めた。

 まさに怒涛のゴールラッシュで、プレミアリーグ10戦負けなし(6勝4分け)としたリバプールにあって、小さくない存在感を放ったのが、日本代表FWの南野拓実だ。

 モハメド・サラーの代役として、左ウイングで先発に抜擢された南野は、開始間もない3分にいきなり魅せる。サディオ・マネのパスを敵エリア内で巧みにコントロールすると、寄せてきた元イングランド代表DFのナサニエル・クラインをシュートフェイントでいなして右足一閃。鋭いシュートをゴール左へとねじ込んだ。

 90分間の出場で、いくつものチャンスに絡んだ南野。指揮官のユルゲン・クロップも「素晴らしいフィニッシュをしてくれた。それは我々が彼に求めていたものだし、いまは良いコンディションで私たちを大いに助けてくれている」とベタ褒めするほどのパフォーマンスで、批判的な見方もあった周囲に存在感を強く知らしめた。
 
 そんな25歳のサムライ戦士に関して興味深いデータが明らかになった。

 スポーツのあらゆる情報を分析しているデータ会社『Opta』によれば、南野は2015年1月にセレッソ大阪からレッドブル・ザルツブルクに移籍して以降、国内の公式戦で得点を記録した52試合で無敗(49勝3分=オーストリア:47勝2分、イングランド:2勝1分)を維持しているというのだ。

『Opata』の公式ツイッターで「彼は無敵だ」と称えられた南野の"不敗神話"はどこまで続くのか。今後の記録にも注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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