柏レイソルのFWオルンガが、最終節・川崎フロンターレ戦での１ゴールで得点数を「28」に伸ばし、単独トップで2020シーズンの得点王に輝いた。

　ホームに今季の王者川崎を迎えた34節で、オルンガは１トップで先発出場。相手にボールを持たれる時間が多いなかでも、しっかりと前線で身体を張って気持ちを見せると、14分に貴重な先制ゴールを挙げる。クリスティアーノの浮き球のパスに反応し、前線で相手DFとの競り合いを制しボールを収め、最後はGKを交わして無人のゴールに左足で流し込んだ。

　その後チームは逆転を許し敗れたものの、このゴールでリーグ戦での得点数を「28」に伸ばしたオルンガが、２位以下を大きく引き離し、単独トップで得点王の座に輝いた。この記録は、現行の34試合制となった2005年以降では、2005年に当時ガンバ大阪に所属していたアラウージョが挙げたシーズン33ゴールに次ぐ２位の記録だ。
 

　また柏からの得点王受賞は初となったが、シーズンを通して特大のインパクトを残したケニア代表FWにSNS上でも多くの反応が寄せられている。

「嬉しいね！これはみんな納得のチートでした！」
「オルンガ先生は欧州に行くべきです」
「まじもんのバケモンやな。28点って」
「そこにはオルンガがおるんが！規格外やろ」
「オルンガ得点王おめでとう」
「オルンガ凄すぎ」
「ちょっとオルンガ連れてきた人ー誰ー？レベル違うよー？」

　昨シーズンJ２で記録した27得点を、J１の舞台で上回ったオルンガ。他を寄せ付けない圧倒的な得点力を、来年１月４日に開催予定のルヴァンカップ決勝でも見せられるか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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