「タキは強調したい選手だ」クロップが首位攻防戦のMDPで南野拓実に言及!「先発の機会を得られないのは…」

2020年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位攻防戦は出番なしに終わるも…

今シーズンはリーグ戦7試合に出場も、先発はわずか1試合に留まっている南野。(C) Getty Images

 現地時間12月16日、プレミアリーグ第13節でリバプールはホームでトッテナムとの首位攻防戦に臨み、2-1で勝利。本拠地での無敗記録を「66」に伸ばすとともに、単独トップに浮上した。

 1-1で迎えた88分に、アンドリュー・ロバートソンの蹴った右CKをロベルト・フィルミーノがドンピシャのヘッドで合わせて劇的勝利を収めたこの試合で、南野拓実は公式戦3試合ぶりに出場なしで終わった。ファンの前に姿を見せることはなかったが、英紙『Daily Mail』によると、当日ファンに配られたマッチデープログラムで、ユルゲン・クロップ監督が日本代表FWについて言及していたようだ。
 
「私は通常、特定の人物について話すのは好きではない。けれどもタキ(南野の愛称)は、強調したい選手だ。ここに来て以来、彼は我々にとってセンセーショナルな存在で、彼の姿勢は最高レベルだ。先発の機会を得られないのは、上手くいっていないからではない。彼のポジションにいる選手たちのハイパフォーマンスが続いているからだ」

 今シーズンのプレミアでの先発はわずか1試合に留まっている南野。それでもクロップ監督は一定の評価をしているようだ。また、同紙は「リバプールのボスは、5人の変更を許されるようにキャンペーンを展開しているにも関わらず、トッテナム戦ではバックアッパーを1人も使わなかった」と、指揮官の選手起用にも疑問を投げかけている。

 年内は残り3試合。南野にチャンスは訪れるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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