現地時間12月17日に2020年の「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」が行なわれた。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、表彰式を開催するのではなく、オンラインで各所を繋ぐという特別なスタイルで実施された。

　年間最優秀ゴールにあたる「プスカシュ賞」には、最終ノミネートされていたルイス・スアレス（アトレティコ・マドリー）、ジョルジアン・デ・アラスカエタ（フラメンゴ）のウルグアイ代表２選手を抑え、トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが選出された。

【動画】ソン・フンミンがバーンリー戦で決めた「70メートル独走ゴラッソ」をチェック！

　対象となったのは昨年12月７日に開催されたプレミアリーグ第16節のバーンリー戦で生まれた、５人を抜き去って放った豪快な一撃だ。距離にしておよそ70メートルを駆け抜けた衝撃的なゴールは、世界中のフットボールファンを驚かせた。

　初受賞が決まった28歳のアタッカーは、オンラインで「素晴らしい気分」と笑顔で語り、「決めたときは、こんなスペシャルなゴールになるとは思わなかった。チームメイトに感謝したい」と述べた。

　今シーズンはまさに絶好調で、ここまで11ゴールでプレミアリーグの得点ランキングトップタイに立っている。この栄光を手にし、現地での評価がさらに高まるのは間違いないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部