ACLで負傷のイニエスタ、筋肉トラブルで手術を実施。全治まで約4か月を要する見込み

2020年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ACL準々決勝の水原三星戦で負傷

負傷していたイニエスタの診断結果が発表された。写真:田中研治

 ヴィッセル神戸は12月16日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の水原三星戦で負傷していたMFアンドレス・イニエスタの診断結果を発表。右大腿直筋近位部腱断裂で、全治まで約4か月を要する見込みだという。

 イニエスタは、7日に行なわれた決勝トーナメント1回戦の上海上港戦に先発出場。31分には貴重な先制ゴールを挙げるなど、2-0の勝利に大きく貢献した。しかし試合中に足を痛め、68分に途中交代を余儀なくされていた。

 怪我の状態を心配されたイニエスタだったが、10日に行なわれた準々決勝の水原三星戦では延長後半の113分から途中出場。何も問題なくプレーしていたように見えたが、PK戦のキッカーを務めた際には、右足の太ももを抑え痛みに耐える素振りを見せ、次戦の準決勝ではベンチ外となっていた。
 
 クラブによると、準々決勝の水原三星戦後にイニエスタは、カタール市内の病院にて検査を実施し右大腿直筋近位部腱断裂と診断。その後、15日に神戸のチームドクター立ち合いのもと、バルセロナ市内の病院にて手術を行ない無事成功したという。

 約4か月の戦線離脱で、今季の残るリーグ戦1試合は欠場となる。ふたたび "魔術師"の妙技を見れるのは来季以降となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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