「失点の原因となったが…」フランクフルト長谷部誠が5試合ぶりに先発した一戦、現地メディアの評価は?

2020年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤まではリードを守っていたが…

リーグ戦で5試合ぶりに先発出場した長谷部。 (C)Getty Images

 現地時間12月15日、ブンデスリーガ第12節が行なわれ、フランクフルトはホームでボルシアMGと対戦。長谷部誠が5試合ぶりに先発を飾り、試合終盤までリードを保ったフランクフルトは、土壇場で2点差を詰められ、3-3のドローで終えている。

 36歳のベテランにとっては8試合連続勝ち星なしのチームを勝利に導く絶好の機会だった。先制点こそ許したものの、その後はアンドレ・シウバのドッペルバックなどで3点を取り返し、終盤まで3-1の状態で試合を進めていた。

 しかし、81分にダビド・アブラアムがこの日2枚目のイエローカードで退場処分となり、数的不利となる。どうにか90分まではボルシアMGの猛攻をしのぎ切ったが、アイメン・バルコクのプレーでPKを与えてしまい、90+5分には同点ゴールを許した。
 
 現地紙『Frankfurter Rundschau』は、この試合を「苦しい一戦」と評し、長谷部に対しては及第点を与えている。

「最初の失点となるFKの原因となったが、これは(マルティン・)ヒンターエッガーのミスをカバーするための戦術的な選択だった。3失点目ではデュエルにトライしたが敗れている」

 フランクフルトとしてはこの試合で9試合連続勝利なし。次節は19日にアウクスブルクとアウェーで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事