「失望しかない」マルセイユ長友佑都にフランス・メディアから批判止まず「クラブの失策の象徴」

2020年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームの調子は上向きだが…」

現地メディアから厳しい評価を受けている長友。 (C)Getty Images

 マルセイユに所属する日本代表DF長友佑都の評価が上がらない。

 12月9日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦に続いて、3日後のリーグ・アン第14節モナコ戦にも先発。試合は2-1で勝利を収めたが、現地メディアは厳しい見方をしている。

 フランス・メディア『sport.fr』のヒューゴ・ベルナベウ記者は、「クラブに到着して以来、失望させ続けている長友の実力は、アンドレ・ヴィラス・ボアス監督のチームで定位置を獲得するには程遠い」と綴っている。
 
「今週末にモナコに勝利したことで、マルセイユは素晴らしい連勝を果たした。CLの悲惨な敗退はあれど、サポーターたちの士気を上げることに成功したかに見える。

 だが、この勝利の連鎖を続けるためには、本来は夏に加入した新加入選手に頼る必要がある。しかし、ジャーナリストのアジール・サイード・モハメド・チーク氏は、自身のSNS上でその対象となる長友のパフォーマンスと、マルセイユの選択を批判した」

 そのモハメド・チーク氏は、「長友は非常に平凡だ。左SBのポジションでは、ジョルダン・アマビの競争相手には到底ならない。この不始末はクラブのお粗末さを象徴している。ひどいものだ」とこき下ろしたという。また、「この失策を活かして、外部の選手を獲得するよりも、下部組織で育成している選手たちをより積極的に採用すべきだ」とも提言している。

 9月にマルセイユに加入して以降、なかなか調子が上がらず、厳しい評価が続いている長友。ここ最近はアマビの負傷で先発のチャンスが巡ってきているが、現地メディアはそのパフォーマンスを不満に感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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