なでしこ岩渕真奈がINAC神戸退団を発表、イングランド移籍へ「私の中で今一番魅力的なリーグ」

2020年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

17年からINAC神戸でプレー

INAC神戸退団を発表した岩渕。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 INAC神戸レオネッサは12月15日、所属するFW岩渕真奈がFA女子スーパーリーグ(イングランド)移籍へ向け、今季限りで退団することを発表した。

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 東京都出身で27歳の岩渕は、07年に日テレ・ベレーザでプロデビュー。13年にドイツに渡り、ホッフェンハイム、バイエルン・ミュンヘンを経て、17年からINAC神戸でプレーしていた。日本代表(なでしこジャパン)でも長年活躍し、ワールドカップ3大会を含め72試合で29ゴールを記録している。

 今回の退団を受け、岩渕は以下のようなコメントを発表した。
 
「1月からイングランドFA女子スーパーリーグにチャレンジする事に決めました。手続きの関係で、まだチーム名を言える状況ではありませんが、いつも応援してくださっている皆様、スポンサー様には1日でも早くお伝えしたかったので、今日発表する事にしました。

 WEリーグという新しいプロリーグが日本で始まるという状況の中、私の思いを尊重してくださったクラブ関係者の皆様には本当に感謝しています。ありがとうございます。

 私の中で今一番魅力的なリーグに所属しているチームから話をいただいて、迷う事なく行きたいと思いました。サッカー選手として、日々成長できる環境に身を置ける事を嬉しく思いますし、また1人の女性としても成長できるよう、いろいろな事にチャレンジしていきたいと思っています。

 INAC神戸サポーターの皆様!どこでもどんな時もたくさんのサポートありがとうございました。神戸でたくさんお世話になった皆様にも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。引き続き応援していただけたら嬉しいです。

 ありがとうございました!そして、これからもよろしくお願いします」

 なお、背番号10でキャプテンも務める岩渕は、皇后杯終了まではINAC神戸の選手としてプレーする。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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