清水エスパルスは12月13日に、計６選手の今シーズン限りでの契約満了を発表。MF六平光成、FWジュニオール・ドゥトラ、DF金井貢史、GKネト・ヴォルピ、DF伊藤研太、FW平墳迅がそれぞれコメントを発表した。

　六平は2013年に中央大から加入し、清水一筋で今年プロ８年目。ボランチ、サイドハーフ、サイドバックなど複数のポジションをこなせる起用さ売りで、今季はリーグ戦14試合に出場した。通算ではJ１で127試合・１得点、J２で26試合を記録している。

　J・ドゥトラは2010年に初来日し、京都サンガFCでプレー。その後2012年に鹿島アントラーズで１シーズンプレーしたのち、ベルギーのロケレン、カタールのアル・アラビや母国ブラジルの複数クラブに在籍。昨夏から清水でJ復帰を果たし、今季は19試合・５得点の記録を残していた。
 

　金井は横浜F・マリノスの下部組織出身。2008年にトップチーム昇格を果たし、その後サガン鳥栖、ジェフユナイテッド千葉、名古屋グランパスを渡り歩き、今季から清水に加入した。今シーズンはここまでリーグ戦で13試合に出場し、２得点を記録している。

　N・ヴォルピは母国のブラジルやコロンビアなどの南米クラブでプレーしたのち、今季清水に完全移籍で加入。２月のルヴァン杯・川崎フロンターレ戦で公式戦デビューを果たしたものの、守護神の大久保択生からポジションを奪えず、リーグ戦の出場はわずか１試合に留まっていた。

　伊藤と平墳は清水のアカデミー育ち。ともに2017年の２種登録を経て、翌年にトップチーム昇格を果たした。伊藤は１年目からルヴァン杯で３試合に出場するなど好調な出足だったものの怪我なども重なり、リーグ戦の出場はゼロ。平墳は今年の夏からJ３の藤枝MYFCに育成型期限付き移籍をしていた。