堂安律がフル出場も2戦連発ならず…ビーレフェルトはフライブルクとの残留争い直接対決に敗戦

2020年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

79分にPKで先制を許し…

開幕から11試合連続の先発出場となった堂安。(C)Getty Images

 現地時間12月12日にブンデスリーガの第11節が行なわれ、日本代表MF堂安律が所属する16位のビーレフェルトは、アウェーで残留を争う14位のフライブルクと対戦した。

 開幕から全試合スタメンに名を連ね、前節は1ゴール・1アシストと結果を残した堂安は、この日も先発出場。立ち上がりから積極的に仕掛けチャンスメークをする。

 22分、敵陣深くでボールを奪った堂安から、ペナルティエリア手前中央でパスを受けたシップロックが右足を振り抜くが、ブロックに入った相手DFに当たりGKにキャッチされてしまう。

 39分には大ピンチ。ペナルティエリア左からの強烈なシュートをGKオルテガが左手一本で弾いたところを、ペーターゼンに至近距離から詰められるが、ここはクロスバーに助けられ何とか難を逃れる。

 前半は守勢に回る場面も多く、決定機を生み出せず。スコアレスで折り返す。
 
 後半に入ると時間の経過とともに、ビーレフェルトがやや押し込むようになるが、ラストパスの精度を欠き、フィニッシュには持ち込めない。

 76分には左サイド敵陣深くの好位置でFKを獲得し、その流れから最後はブルンナーが左足でシュートを放つが、上手くミートできずモノにできない。

 すると直後の79分、ファン・デルホールンがペナルティエリア内で不用意なファウルを犯し、PKを献上。これをグリフォに決められ、先制点を許してしまう。

 最後までフライブルクの牙城を崩せなかったビーレフェルトは、後半アディショナルタイムにもカウンターから失点を喫し、0-2で敗戦。今季初の連勝とはならなかった。なお、堂安はフル出場を果たしている。

 次節は16日(水)にホームでアウクスブルクと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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