セレッソの連勝は「3」でストップ!スコアレスドローで2位ガンバに詰め寄れず…柏・オルンガも不発

2020年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

C大阪は中6日、柏は中2日で迎えた一戦

今季26ゴールを奪っている柏・オルンガも不発に終わった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは12月12日、各地で32節の6試合を開催。ヤンマースタジアム長居では、4位のセレッソ大阪対7位の柏レイソルの一戦が行なわれた。

 前節から中6日のC大阪はスタメンに変更はなし、対して中2日の柏は4人を入れ替え、9日の大分トリニータ戦では途中出場だった得点王独走中のオルンガも先発に復帰した。

 最初にビッグチャンスを迎えたのは柏。14分、ヒシャルジソンからの裏へのパスに抜け出したオルンガがGKと1対1となりループシュートを放つが、前に出てきた相手守護神キム・ジンヒョンに阻まれ、先制とはならない。

 30分にはC大阪がペナルティエリア手前の好位置でFKを獲得。藤田直之が右足で狙うも、狙いすましたシュートは壁に直撃してしまう。

 激しく身体をぶつけ合い、互いに気持ちの入ったプレーを見せるものの、前半ゴールは生まれずスコアレスで折り返す。
 
 後半に入っても、互いに敵陣深くまで攻め込みながら決め手に欠く展開が続き、時間だけが経過していく。

 なんとか状況を打開したいC大阪は60分、C大阪は豊川雄太を投入し、打開を試みる。その豊川は67分にCKからキッカー清武弘嗣のクロスに合わせるが、ゴール上に大きく外れてしまう。

 一方柏も82分に呉屋大翔をピッチに送り込み、1点を奪いにかかる。

 だが結局、90分通してスコアは動かず、スコアレスドローで試合は終了。天皇杯出場(2位以上)を目指すC大阪は、今節試合のない2位のガンバ大阪に詰め寄ることはできず、残り2試合で勝点3差となった。

 次節は16日(水)にC大阪がホームでサガン鳥栖と、柏がアウェーでサンフレッチェ広島と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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