鎌田大地先発のフランクフルト、敵地でヴォルフスブルクに逆転負け。8試合連続で勝星なし

2020年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制するも、逆転を許す展開に

先発した鎌田だが、決定的な仕事はできず。(C)Getty Images

 現地時間12月11日、ブンデスリーガ第11節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、アウェーでヴォルフスブルクと対戦した。

 クラブ史上新記録となる5試合連続引き分け中のフランクフルトは、鎌田が先発、長谷部がベンチスタートとなった。

 前半はホームチームが主導権を握り、フランクフルトは自陣で耐える時間帯が続く。左サイドから盛んに攻め込まれる場面が続き、鎌田も守備に追われた。だが、守護神ケビン・トラップの好守が光り、無得点で前半を凌ぐ。

 後半、引き続きホームチームが有利な時間帯が続くかと思われたが、フランクフルトが中盤でのプレッシャーを強め、少しずつ攻撃のリズムを取り戻す。そんななか、60分に獲得したCKで、マルティン・ヒンターエッガーがエリア内で倒される。これでVAR判定でプレーでPKを獲得し、パス・ドストがきっちり決めて先制点を奪った。

 74分には鎌田の守備のファウルでゴール前でFKを与えてしまうが、これはトラップが再び素晴らしい読みで防ぎ切った。しかし76分、ステファン・イルザンカーが体を入れた際に腕にボールを当ててしまい、PKを献上。ヴェフホルストに同点を許した。

 さらに88分、シュラガーに絶妙なスルーパスを通され、ヴェフホルストにこの日2点目を奪われ、逆転されてしまう。

 試合はそのまま1-2で終わり、ヴォルフスブルクはこの勝利で今シーズン負け無しの記録を継続。フランクフルトにとっては6試合ぶりの敗戦、8試合連続で勝ち星無しとなった。長谷部誠は出場していない。

 フランクフルトは次節、15日にミッドウィークでボルシアMGと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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