「好調鹿島の大黒柱」11月は5戦4G2Aの万能FWが月間MVPに!J2&J3は首位チームの牽引役がそれぞれ初受賞

2020年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

中村亮太は「月間ベストゴール」とのダブル受賞

例年ならば得点王レースで首位を窺ってもおかしくない17ゴールを記録しているエヴェラウド。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは12月11日、最も活躍した選手を表彰する「2020明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」の11月度の受賞者を発表した。

 J1は鹿島アントラーズのエヴェラウド、J2は徳島ヴォルティスの垣田裕暉、J3はブラウブリッツ秋田の中村亮太、FWの3選手が初受賞となった。

 J1のエヴェラウドは11月の5試合で4ゴール・2アシストと絶好調。チームも5位と出遅れたシーズン序盤から立て直し、来季のACL出場権獲得にも現実味が帯てきた。

 選考委員の原博実氏は、「次第にJリーグにマッチ。懐の深いキープ、高いヘディング、強いキック、自ら得点出来るだけでなくアシストも出来る。チームへの貢献度が高い」と評すれば、選考委員の播戸竜二氏は「好調鹿島の大黒柱。FWもMFもできる万能型!得点パターンもいろいろあり、印象的なゴールが多い!守備もできるマルチなストライカー!間違いなく月間MVP!」と太鼓判を押す。

 垣田は11月の8試合で5ゴール、1アシストを記録。自身も得点ランキング2位につける16ゴールを決めており、「頼りになるFWに成長した」(原博実委員)、「鋭く敵の急所に潜ってパスを引き出す動きも秀逸」(北條聡委員)とJ2で首位を走るチームを牽引している。

「月間ベストゴール」とのダブル受賞となった中村は、3ゴール、1アシストを残す。選考委員の播戸竜二氏も「優勝した秋田の絶対的ストライカー!」で、「数字もさることながら、その存在感が際立つ!」と絶賛。11月18日の第23節でJ3優勝を確定させ、J2昇格に導いた活躍が評価された。
 
 受賞した3選手のコメントは以下の通り。

【J1】
●エヴェラウド(鹿島/FW)

「2020明治安田生命JリーグKONAMI月間MVPを獲ることができ個人的にも非常に嬉しいですし、自分だけで獲得したものではなく、チームメートあっての受賞、みんなの努力で勝ち取ったものではないかと思います。今後、このような喜びをさらに増やしていくため、チームメートとともにピッチで戦い続けます。ファン、サポーターの皆様には、いつもクラブを支え、応援してくださり、この場を借りて改めて感謝いたします。まだ、今シーズンの戦いも終わっていません。最後の最後までチームメートとともにクラブの力となり、皆さんに喜んでもらえるような姿を見せたいと思います」

【J2】
●垣田裕暉(徳島/FW)

「このたび、11月の2020明治安田生命J2リーグ月間MVPに選出していただきありがとうございます。自分が点を取れているのは、周りの選手がチャンスをつくり出してくれているおかげだと思っています。チームメイトには本当に感謝しています。
徳島ヴォルティスのサッカーを皆さんに楽しんでいただくために、自分が結果を出さなければいけないという強い覚悟を持ってやってきました。まだまだ今の結果に満足はしていませんが、最後までチームのために走り続け、ゴールを奪いたいと思います。応援よろしくお願いします」

【J3】
●中村亮太(秋田/FW)

「この度、11月の2020明治安田生命J3リーグ KONAMI 月間MVPに選出されとても嬉しく感じています。これもチーム選手、スタッフ、ブラウブリッツ秋田にかかわるすべての方のおかげだと思っています。まだまだ慢心せず、チームの勝利のためにひたむきにプレーしていきたいです。ありがとうございました」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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