「まだ、辞められません」DF増嶋竜也が千葉と契約満了。現役続行の意思を示す「サッカーがしたい」

2020年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「期待に応えられずに申し訳なく…」

千葉がDF増嶋(中央)の今シーズン限りでの契約満了を発表した。(C)SOCCER DIGEST

 J2ジェフユナイテッド千葉は12月10日、今シーズンをもってDF増嶋竜也との契約を満了することを発表した。本人は現役を続ける意思を示している。

 増嶋は千葉県出身の35歳。市立船橋高を卒業後、2004年にFC東京に加入しプロキャリアをスタートさせた。その後、京都サンガFCや柏レイソルなどを渡り歩き、2018年に期限付きで地元クラブの千葉に移籍。完全移籍に移行した今季は、センターバックとして16試合に出場し2得点を記録していた。

 ここまでJリーグでは通算335試合に出場。2012年には、元バドミントン日本代表の潮田玲子さんと入籍し、話題を集めた。

 クラブ公式サイトでコメントを発表した増嶋は、サポーターへの感謝と千葉をJ1昇格へと導くことが出来なかった悔しさを口にしている。
 
「小さい頃から応援をしてきたジェフのユニフォームを着て、3年間プレーができたことに感謝します。何とかしてジェフをJ1にあげるという思いで一生懸命チャレンジしてきましたが、みなさんの期待に応えられずに申し訳なく思っています」

 さらに、自身の今後については、「プロ生活を続けていくうちに、最後は地元千葉でサッカー人生を終えて引退することが夢でもありました。しかし、まだ、辞められません。まだ、動けます。まだ、サッカーがしたいです。このまま引退したら後悔してしまいそうなので、もう少し頑張りたいと思います」と現役続行の意思を示した。

 また、自身のツイッターでは3年間在籍した千葉での思い出ショットを4枚投稿。ここでも、「寂しいですが、ラスト3試合やり切ります。引退はしませんよー」とコメントしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】増嶋が千葉での3年間の"思い出ショット"を公開!「引退はしませんよー」

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