A・マドリーが敵地で2発完勝、決勝トーナメント進出! ザルツブルク奥川雅也は終盤に登場も…【CL】

2020年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

カラスコが1ゴール・1アシストと躍動、フェリックスは不発

エルモソの先制点に喜ぶスアレス(9番)ら。(C)Getty Images

 現地時間12月9日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節が行なわれ、奥川雅也が所属するザルツブルクは、ホームにアトレティコ・マドリーを迎えた。

 グループAでザルツブルクは勝点4、A・マドリーは勝点6で迎えた最終節、勝利したほうがグループ2位で決勝トーナメント進出を決めるという大一番で、奥川はベンチスタートとなった。一方のA・マドリーはルイス・スアレス、ジョアン・フェリックスのツートップが先発を飾っている。

 試合が動いたのは、一進一退の攻防が続いた前半終盤、39分にカラスコからのクロスをエルモソが頭で叩き込み先制。前半をアウェーチームがリードして折り返す。

 後半はザルツブルクが前がかりになって主導権を握り、ダカ、コイタらがA・マドリーのゴールに迫る。一方のA・マドリーは64分にはスアレスをピッチから下げ、守りを固めながらも追加点のチャンスを狙う。好調なJ・フェリックスが82分に右足を振り抜いたミドルシュートは、ザルツブルク守護神がなんとかはじき返した。

 しかし86分、右サイドから抜け出したコレアがゴール前に絶妙なクロスを送り、逆サイドにフリーで走り込んだカレスコがダイレクトで合わせて2点目をゲット。このゴールが決まった瞬間、指揮官シメオネは勝利を確信したのか両腕を広げてガッツポーズし、空に吠えた。

 一方のザルツブルクで、奥川は89分に投入される。だが、時間も短く、見せ場を作ることはできずに試合終了のホイッスルを聴くことになった。

 この結果により、勝点を9に伸ばしたA・マドリーがグループ2位となり、決勝トーナメント進出を決めている。3位のザルツブルクはヨーロッパリーグにまわることになった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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