「クラブの通帳から3億ウォンを…」元韓国代表、キ・ソンヨンの実父が横領容疑で捜査へ!

2020年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

現在はKリーグ・クラブの代表取締役を務める

父に横領の容疑がかかったキ・ソンヨン。現在はFCソウルに籍を置いている。(C)Getty Images

 元韓国代表MF、キ・ソンヨンの父親に横領の容疑がかかっているようだ。韓国の全国スポーツ紙『スポーツソウル』が伝えている。

 現在、Kリーグの釜山アイパークで代表取締役を務めているのが、キ・ソンヨンの実父であるキ・ヨンオク氏だ。今回捜査の対象となっているのは、氏が2015年から今年1月まで団長だった光州FCでのもの。12月7日に光州市が発表したところによると、ヨンオク氏はクラブの資金である3億3000万ウォン(約3300万円)を私的に使ったとし、業務上横領の疑いで警察当局に捜査依頼を出したという。

 今年8月に行なわれた光州FCへの特別監査で発覚。市の監査委員会はヨンオク氏が予算支出の書類を提出せず、理事会の議決も受けていなかったと指摘している。これを受けて氏は「「急な支出があり、クラブの通帳から3億ウォン(約3000万円)を引き出したが、すぐに返済した。会社のお金を引き出すことを軽く考えていた」と釈明しているが、はたして今後の展開はどうなるか。

 ヨンオク氏は現在54歳。韓国の高校サッカー界で指導者として辣腕をふるい、光州市サッカー協会会長や、最近では光州FCや釜山アイパークなどKリーグ・クラブで要職を歴任している。息子のキ・ソンヨンはこの夏に古巣のFCソウルに移籍し、11年ぶりのKリーグ復帰を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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