「リツはうちのメッシ!」堂安律が独誌のブンデス第10節ベスト11に選出!「本物だと確信した」

2020年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミュラーやコマンらと共に選出

1G1Aで久々の勝利の立役者となった堂安。 (C)Getty Images

 現地時間12月7日、ドイツの老舗サッカー誌『kicker』は、第10節のベスト11を発表。ビーレフェルトに所属する堂安律が選出された。

 堂安は5日に行なわれたマインツ戦に先発し、1ゴール・1アシストの活躍で2-1の勝利に貢献。21分にポストプレーからマヌエル・プリートルのゴールをお膳立てすると、31分にはショートカウンターで味方からのパスを受けると、DFふたりを翻弄してかわし、左足でシュート。ゴール右隅に流し込み、今シーズン2点目を挙げた。

『kicker』の評価では「1.5」と今シーズンの自身最高値を与えられた堂安は、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出。「勝利を引き寄せるゴールを生み、一貫性のあるデュエルへの取り組みも実を結んだ」と称えられた。ベスト11には、そのほかバイエルンのトーマス・ミュラーやキングスレー・コマンらが名を連ねている(ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。
 
 また、チームの連敗を「7」で止めた日本人アタッカーの活躍ぶりを、ブンデスリーガ公式サイトも称賛。得点以外にも「デュエル回数はチーム最多の35回に及び、勝率も6割を超えた」とし、ウーベ・ノイハウス監督が「彼のプレーに満足そうに拍手を送っていた」と、信頼を勝ち得ていると伝えた。

 これに現地ドイツのサポーターからも「リツはウチのメッシだ!」、「ゴールマシーン」、「ドウアンは本物だと確信した」などの賛辞が続々と寄せられている。

 今後は、残留を争うチームとの直接対決が続き、12日にはフライブルク、19日にはシャルケと対戦するビーレフェルト。「ドウアンのトップフォームがすべてを解決する」(ブンデス公式)と、22歳の若武者の活躍に、現地でも期待が高まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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