【神戸】チーム唯一のACL制覇経験者・西大伍が語る躍進のポイント「気持ちと運と…」

2020年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

強敵相手にも「準備はいつもと変わらない」

前日会見に臨んだ西。勝ち上がりのポイントを語った。(C)VISSEL KOBE

 ヴィッセル神戸の西大伍が12月6日、ACLラウンド16の上海上港戦に向けた前日会見に臨んだ。

「もちろん僕らはファンのために戦いますし、チームにとってもファンのみなさんにとっても、これからのヴィッセルにとっても、ここを突破すること、とても大事なことだと思っています」

 西はそう意気込む。

 相手は中国の強豪クラブ。元ブラジル代表のMFオスカールとFWフッキ、オーストラリア代表のMFアーロン・ムーイらを中心とした破壊力ある攻撃が売りの難敵である。監督との確執が噂されるフッキは欠場の可能性もあるが、それでも油断ならないチームだ。

 それでも西は「準備はいつもと変わらないです。今まで積み上げてきたもの、準備してきたものをピッチの上で出すだけです」と、あくまで"平常"を強調した。
 
 西は鹿島時代の2018年にACLチャンピオンに輝いている。神戸のなかでは唯一のACL制覇を経験した選手だ。決勝トーナメントを勝ち進むためのポイントを訊かれた西は「気持ちと運と、ロマンですね」とユーモアを交えて語る。

 今大会がACL初出場の神戸だが、三浦監督が「プレーヤー個人個人を見てみると、いろんな経験をしている選手がたくさんいます」と言うように、西をはじめ、バルセロナやスペイン代表で数々のタイトルを獲得してきたアンドレス・イニエスタ、ベルギー代表のトーマス・フェルマーレン、元日本代表の山口蛍、酒井高徳ら百戦錬磨が揃う。

 神戸は台風の目となれるか。ラウンド16上海上港戦は7日の19時(日本時間)キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 

次ページ【動画】イニエスタが1ゴール・1アシストと躍動!広州恒大戦をハイライトで振り返る

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事