ベトナム移籍の松井大輔がセレモニーで感謝と決意のメッセージ「移籍を伝えた時、カズさんは…」

2020年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「オーバーヘッドを決めた時もすごく嬉しかった」

ベトナムへ移籍する松井がセレモニーで挨拶を行なった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 40歳を目前にベトナムのサイゴンFCへ移籍することになった横浜FCの松井大輔がファン・サポーターへ向けて挨拶を行なった。

 12月5日、ニッパツ三ツ沢球技場で開催されたJ1リーグ31節の横浜FC対サガン鳥栖の一戦は1-1の引き分け。試合後にベンチ外となっていた松井が登場し、セレモニーが行なわれた。

 セレモニーでは冒頭、松井と親交のある俳優の今井翼さんがスクリーンに現われ、「松井君にとって、新たな挑戦が始まっていくわけですけど、親友として、いちファンとして、これからのサッカー人生を応援します」とメッセージを贈った。

 松井はファン・サポーターに向けて次のように感謝と決意を込めたメッセージを贈っている。
「今日、一応考えてきました。あまり寝れなかったので、紙に書いて読みたいと思います。
 サポーターの皆様、選手・スタッフ、並びに会長、スポンサーの皆様、今まで3年間大変お世話になりました。ありがとうございました。このチームでJ1に上がれたことは本当に嬉しかったです。
 オーバーヘッドを決めた時もすごく嬉しかったし、僕のキャリアの中で新しいポジションにもたくさん挑戦させていただきました。本当にありがとうございます。
 移籍を伝えた時、カズさんはこう言ってくれました。
『俺とお前はどこにいようが、昔も今も変わらないよ』
 そして、今日ビデオメッセージをくれた翼君も、この前電話で話させてもらいました。『僕は松井君がどこにいようがずっと応援してるよ』と。そう言ってくれたので、ベトナムに行っても頑張りたいと思います。
 横浜FCのサポーターの皆さんも僕たちの関係はここで終わりじゃないですよね。
いつまでも応援してください。僕も応援する大好きなチームがこの後ろにいる選手たちと、横浜FCです。
 本当に3年間、ありがとうございました」

 これまで国内屈指のテクニシャンとして、幾多のスーパープレーで魅了してきた松井。ベトナムの地から、さらなる名シーンを届けてくれることを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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