CFGとの締結後では初!グローバルに展開する横浜所属のMF椿直起が豪州の強豪クラブに

2020年12月05日 サッカーダイジェスト編集部

「帰ってきた時には、成長した姿を見てもらいたい」

豪州のメルボルン・シティに新天地を求めた椿。「子どもの頃から海外でプレーしてみたい気持ちが強かった」と、その夢を叶えた。写真:徳原隆元

 J1の横浜F・マリノスは12月5日、J2のギラヴァンツ北九州に期限移籍中の椿直起の復帰と、メルボルン・シティFCへの期限付き移籍が決まったことを発表した。

 期限付き移籍期間は、2020年12月1日~2021年6月30日まで。すでに12月3日に渡豪し、当地にて隔離期間を経てチームに合流する予定だ。

 椿のコメントは以下のとおり。

「まず初めに、今回の期限付き移籍に関わっていただいたすべての皆様に感謝の意を述べたいと思います。本当にありがとうございました。

 僕は子どもの頃から海外でプレーしてみたい気持ちが強かったですし、さらなる成長を求めてトライしたいという気持ちがあったので、今回の移籍を決めました。

 横浜F・マリノスの代表として、F・マリノスの名に恥じないよう、メルボルンではしっかりと結果を出せるように頑張ってきます。そして、帰ってきた時には、成長した姿を皆様に見てもらいたいと思っています。引き続き応援よろしくお願いします」
 
 2014年に日産自動車がシティ・フットボール・グループ(CFG)とグローバルパートナーシップ契約締結後、今回が初めてのCFG内での移籍となる。様々な形態で若手の成長を促す横浜所属の逸材に、Aリーグで実績のあるメルボルン・シティFCからオファーが届き、今回の移籍は実現した。ワールドワイドにクラブのさらなる発展を期す横浜ならではの移籍の形と言えるだろう。

 19年に横浜ユースからトップ昇格を果たした椿は、同年8月に北九州にレンタル移籍し、同クラブで約1年半プレー。今季は北九州の主力メンバーのひとりとして活躍していた。10代から将来を嘱望されてきた若きアタッカーの飛躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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