【浦和】「私の心に深く刻まれています」MFエヴェルトンが契約満了でシーズン終了後に退団へ

2020年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今季の残り3試合でも変わりません」と最後まで戦う姿勢を見せる

浦和の中盤を支えたエヴェルトン。シーズン終了後の退団が発表された。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 浦和レッズは12月3日、クラブの公式ホームページでMFエヴェルトンが契約満了にともない、今シーズン限りで退団することを発表した。

 ブラジル出身のエヴェルトンは、ブラジルのフルミネンセやポルトガルのポルトなどを経て、昨季にレンタル先のポルティモネンセから期限付きで加入。リーグ戦22試合に出場し2得点を記録したのをはじめ、決勝まで進んだACLでも14試合に出場していた。

 その活躍が認められ今季も2021年1月までレンタル期間を延長し浦和に残留。今季もリーグ戦26試合に出場するなどレギュラーのひとりとしてチームを支えていた。

 28歳のブラジル人MFエヴェルトンはクラブを通じて、以下のようなコメントを発表した。

「この2年間、浦和レッズの一員として闘ったことを誇りに思います。このビッグクラブ、そして素晴らしいファン・サポーターの名誉のため、1日たりとも努力を惜しまずがんばってきましたので、胸を張ってみなさんとお別れすることができます。そして、その姿勢は今季の残り3試合でも変わりません。いつもの温かい応援に感謝しています。みなさんの存在は、私の心に深く刻まれています。ありがとうございました」
 
 また、この退団を伝えたクラブの公式ツイッターには、ファンから以下のようなメッセージが寄せられいる。

「エヴェまで。本当にありがとう」
「マジですか。お疲れ様でした!」
「ありがとう!次のクラブでの活躍祈ってます!」
「目立たないけど淡々とタスクをこなすいい選手だった」
「マジかー。今の浦和で一番信頼できるボランチがいなくなるのか…」
「去年のACLでデュエル勝率1位を誇った漢を手放すかー」
「今シーズンだけで外国人選手4人も旅立っちゃうのか…」

 今季、3試合を残して暫定10位の浦和は先日、大槻毅監督のシーズン終了後の退任も発表している。リーグ戦の全日程は終えていないものの、早くも来季への戦いが始まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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