【U-22日本代表 7-0 U-22マカオ代表】サッカーダイジェスト特派の採点・寸評

2015年03月27日 サッカーダイジェスト編集部

大半が平均点以上の出来で、最高点は1得点・1アシストの豊川。

【警告・退場】日本/なし マカオ/なし

【サッカーダイジェスト特派記者による採点・寸評】
取材:広島由寛

【U-22日本代表|PHOTOギャラリー】日本 7-0 マカオ

【U-22日本代表】
GK
18 櫛引政敏 6
ほとんど危ない場面はなかったが、ハイボールやバックパスの処理は安定。裏を取られてピンチになりかける時も鋭い出足で冷静に対処した。
 
DF
2 松原 健 6.5
タイミングの良いオーバーラップでボールを引き出し、右サイドの攻撃に厚みをもたらす。鋭いクロスからオウンゴールを誘発。
 
4 岩波拓也 6
最終ラインから両サイドや前線につけるパスの速さと正確さは、ともに申し分ない。本職の守備でも危なげない対応を見せた。
 
6 山中亮輔 6.5
果敢に仕掛けて局面を打開するなど、1対1の場面で持ち味をいかんなく発揮。正確なクロスで豊川のゴールをアシストした。
 
23 奈良竜樹 5.5
攻め込む展開のなかディフェンス面でのアピールは少なく、無難な出来に終始。積極性が欲しかった。
 
MF
3 遠藤 航 6.5
3列目から機を見た飛び出しで好機を演出し、素早い攻守の切り替えでピンチを未然に潰すなど攻撃、守備ともに存在感を示す。勢いをもたらす先制弾も◎。
 
8 原川 力 6
テンポ良くボールを捌いてリズムを生み出す。セカンドボールへの対応もそつがなく、相手の速攻を阻止し、二次攻撃につなげた。
 
16 浅野拓磨 6
フィニッシュワークでは物足りなさも、自慢のスピードを利して引いた相手を切り崩しにかかり、巧みなフリックやヒールパスでアクセントを加味した。
 
19 豊川雄太 7
1得点・1アシストと結果を残した以外でも、思い切りの良いミドルや効果的なフリーランニングなど、キレのあるプレーで攻撃をリードした。
 
24 野津田岳人 6.5
常にポジションを微調整しながら、足もとへボールを収めてスムーズに展開。強烈な左足で2ゴールを記録した。
 
FW
9 鈴木武蔵 6
序盤からゴールへの執念を見せたが思うようにはいかず。前線の起点となるも、チャンスの数を考えれば1得点では到底満足できないはず。
 
交代出場
20 矢島慎也 6.5
ピンポイントのスルーパスで鈴木のゴールをお膳立て。やや高い位置取りで攻撃に迫力をもたらすだけでなく、攻守のバランスにも気を配る働きぶり。
 
13 南野拓実 6
前への強い意識で奮闘。球際でも激しさを見せ、要所でプレーに絡みながら、アディショナルタイムには周囲の期待に応えるゴールを決めてみせた。
 
50 安在和樹 ―
左SBで途中出場。攻撃面でも守備面でもそつなくこなして、試合を確実に終わらせるクローザーとしての仕事をこなした。
 
監督
手倉森誠 6
豊川や野津田、矢島の起用が当たり、狙いどおりに勝点3を獲得。現体制での公式戦デビューで南野が結果を出すなど実り多き完勝だった。
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