【横浜】「第一ステップはクリア」クラブ史上初のGS突破も仲川輝人は気を抜かず

2020年12月01日 サッカーダイジェスト編集部

1ゴール・1アシストのハイパフォーマンスを披露

決定的な仕事を連発した仲川。大会が進むにつれ、調子を上げてきた印象だ。(C)Y.F.M.

[ACLグループステージ5節]横浜4-1全北現代/12月1日/アルジャノブ・スタジアム

 2点リードの後、PKで1点を返される。次の1点がどちらに入るかで試合の趨勢が大きく変わりそうな状況で、価値あるゴールを決めたのが、仲川輝人だ。

 71分、エリキのオーバーヘッドのクロスに勢いよく飛び込み、右足でプッシュ。値千金の"チーム3点目"を挙げてみせた。

 横浜はさらに83分、途中出場のオナイウ阿道のゴールで4点目をゲット。全北現代に完勝を収めて、クラブ史上初の決勝トーナメント進出を果たした。

 51分のマルコス・ジュニオールのチーム2点目もアシストするなど、決定的な仕事を連発した背番号23は、チャンスを作りながらもなかなか追加点を奪えなかった前半の内容を反省。それでも「予選突破につながるゴール、アシストができたので、満足はしている感じです」と語る。

 悲願のアジア16強入り。もっとも、仲川は「まだ終わりじゃない。予選を突破しただけ」と気を抜かない。目指すのはアジアナンバーワンの座。「そのための第一ステップはクリアしたかな」と、まだまだ走り続ける覚悟を示した。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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