「歴史に名を残すことができた」4発快勝で横浜史上初、ACL決勝T進出にM・ジュニオールは歓喜!

2020年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

韓国王者相手に会心の試合運び

仲川からのパスを冷静に左足で合わせ、チーム2点目を奪ったM・ジュニオール。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[ACLグループステージ5節]横浜4-1全北/12月1日/アルジャノブ・スタジアム

 3勝1敗で迎えたグループステージ第5戦。引き分け以上で、横浜F・マリノスはクラブ史上初の決勝トーナメント進出が決まるという状況で、4発大勝。全北現代を寄せ付けぬ戦いぶりを見せ勝利を収めた。

 立ち上がり押し込むなかで、均衡を崩したのは17分。FKのリスタートからゴール左でボールを受けたティーラトンが得意の左足を一閃。GKが一歩も動けない強烈なシュートでゴールネットを揺らした。

 さらに51分にも仲川輝人のラストパスから、マルコス・ジュニオールが左足で沈め追加点。試合を有利に進めると、直後の54分にPKで1点を返されたものの、71分にはエリキのオーバーヘッドクロスから仲川が3点目、83分にオナイウ阿道のシュートがオウンゴールを誘発してダメ押し点を奪い勝負あり。韓国王者相手に会心の試合運びで16強へコマを進めた。
 
 試合後、勝利の立役者の1人となったM・ジュニオールは「左足でフィニッシュするのは得意なので、いい形でゴールを決めることができた」と冷静にゴールシーンを回顧し、「すごく嬉しい。マリノスはグループステージ突破したことはないので、歴史に名を残すことができた」と喜びを表現。

 そして最後は「でもこれで満足せずに、しっかりと身体を休めてもっともっと勝ち続けたいと思っている」と次戦以降に向け、気を引き締めた。

 次戦は中2日で首位通過をかけ、シドニーFCと対戦。最高の形で決勝トーナメントへ臨むために、グループステージ最終戦でもきっちり白星を掴みたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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