「今年のマルちゃんを忘れない」浦和マルティノスが今季限りで退団。ファンからは惜別コメント続々

2020年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私の人生で最も困難な年月で、多くのことが起こりました」と3年間を回顧

浦和を今季限りで退団することが発表されたマルティノス。サポーターは別れを惜しむメッセージを寄せている。(C) SOCCER DIGEST

 浦和レッズは11月30日、MFマルティノスが今季限りで退団することを発表した。

 今季、チームで3年目を迎えたマルティノスは、加入以来最多の21試合に出場。中盤戦以降スタメンに定着し、4得点をマークするとともに、アグレッシブな仕掛けで攻撃を活性化する存在となっていた。

 マルティノスは、クラブを通じて以下のコメントを発表している。

「この3年間は、私の人生で最も困難な年月で、多くのことが起こりました。しかし、私は自分自身を信じ続けていました。そして、最近は試合にも出場しています。信念を持ち続けた理由は、ファン・サポーターのみなさんにいいゲームを見せて喜んでもらい、ゴールを届け、闘う闘志を、私の決して諦めない姿勢を見てもらうためでした。それらを私が貫き通せた最大の理由は、浦和レッズのファン・サポーターのみなさんの存在です。みなさんはいつも私を支えてくれました。だからこそ、ファン・サポーターのみなさんのために諦めることはできませんでした。この3年間の素晴らしいサポートに感謝します。みなさんのことは決して忘れません」

 浦和は今季、大槻毅監督の下で2年目を迎えたが、チームは優勝争いに絡めず、中盤戦以降はACL出場権が懸かる3位からも遠ざかる結果となった。そんななかで、奮闘を見せたマルティノスに対し、ファンからは惜別のコメントが続々と寄せられている。マルティノスの退団を発表するクラブ公式SNSの投稿には150件近い返信があり、ほとんどがキュラソー代表MFの退団を惜しむものとなっている。

「マルは今季1番輝いていた選手だった」
「今年のマルちゃんを忘れない」
「今年は良い意味で期待を裏切ってくれたし、残すと思ってたんだけどな」
「マルちゃんありがとう」
「今のマルちゃんならどのチームでも活躍できる」
「勝利のためにプレーしてくれて感謝です」
「今年はマルティノスイヤーだったのに」
「マルちゃんの事は一生忘れません。寂しい…悲しい…」
「今年マルちゃんいなかったらどうなっていたことか」
「次のクラブでも頑張って」
「後半戦のマルちゃんの活躍でレッズが助かっているのに、、、」

 すでに大槻監督の退任が発表されている浦和。徳島ヴォルティスのリカルド・ロドリゲス監督の就任も一部報道では取り沙汰されているが、果たして来季の浦和はいかなるチームへは変貌を遂げるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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