【FC東京】「ベストの選手はいない」指揮官は総力戦を誓う。「無くしていく方向で」危険タックルにも苦言

2020年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「全員がキーマン」

前日会見に出席した長谷川監督。危険なタックルについては、不快感を露わにした。写真:FC東京

 現地時間11月29日、FC東京が翌日のアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)グループステージ5節・蔚山現代(韓国)戦を前に、開催地であるカタールから前日会見を実施。長谷川健太監督が出席し、意気込みなどを語った。

 現在4試合を終え、2勝1分1敗の勝点7で、グループ2位のFC東京。30日は勝点3差で追う首位・蔚山との直接対決となる。長谷川監督は前回2月にアウェーで対戦(1-1)した際のことも振り返りながら、勝ちに行く強い姿勢を示した。

「2月に対戦したときと、蔚山はシステムとメンバーも多少変わっているので、また新たな対戦というような形で臨んでいきたい。非常に力のある選手が揃っているチームだと思っている。我々も全力を尽くして、明日のゲームを勝ちにいきたい」

 また、中2日での連戦が続き、7日間で3試合目となる過密日程のなかで、総力戦を誓っている。

「全員がキーマン。中2日で3戦目なので、チーム全体、ベストコンディションの選手はいないと思う。そういう意味では全員の力を合わせて、蔚山を倒すことができればと思っている」
 
 そして27日の上海緑地申花戦で、相手の危険なタックルに遭い負傷した、エースのディエゴ・オリヴェイラについても言及。ラフプレーへの苦言も呈しながら、状態を説明している。

「(今後の試合でプレーが)出来ることを祈りたい。まだ検査をしていないので、検査結果を待たないと、詳細は分からない状況ではある。ああいう危険なファウルは、AFC(アジアサッカー連盟)の管轄における戦いのなかではやっぱり、無くしていく方向で考えてもらいたい。それがやっぱりプレーヤーズ・ファーストだと思っている」

 グループリーグ突破に向け大一番となる明日の一戦。チーム一丸で、勝点3を掴み取りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】大一番を前に、2月に行なわれた蔚山との第1戦をプレイバック!

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