オールブラックス、アルゼンチンとの試合前に背番号「10」の黒ジャージ―でマラドーナを追悼

2020年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラグビーファンとしても知られたマラドーナ

2015年ラグビー・ワールドカップの際、母国をスタジアムで応援するマラドーナ。(C) Getty Images

 11月25日、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(享年60)が急逝。世界中のファンやサッカー関係者から悲しみの声が上がるなか、世界最強のラグビーチームも哀悼の意を示した。

 ラグビー・ワールドカップで最多タイの3度の優勝を誇り、「オールブラックス」の愛称で知られるニュージーランド代表が28日、ザ・ラグビーチャンピオンシップ2020でアルゼンチン代表と対戦。その試合前、主将のサム・ケイン選手はマラドーナの名前が入った背番号「10」のオールブラックスのジャージ―をフィールド中央に置き、弔意を表した。それから伝統の「ハカ」を披露している。
 
 これにはスタジアムのファンも大歓声で、拍手喝采を呼んだ。なお、試合は前回の対戦では15-25で敗れたニュージーランドが38-0で大勝を収め、雪辱を果たしている。

 ラグビーファンとしても知られ、ラグビー・ワールドカップの際には、スタジアムまで応援にも駆けつけていたマラドーナ。サッカー界だけでなく、スポーツ界全体にとっても、替えの利かない"象徴"だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】背番号10の黒ジャージ―を置き、ハカを披露するオールブラックス

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