「そのビデオは今でもたまに見たりする」横浜FCの奥寺会長、カズ、俊輔がマラドーナへ追悼メッセージ

2020年11月26日 サッカーダイジェスト編集部

「ありがとう 安らかに」(カズ)

1987年、ゼロックススーパーサッカー(国立競技場)で日本リーグ選抜と南米選抜との試合にて。「僕とマラドーナがキャプテンとして、グランドへ入場したシーンは、今でも心に残っています」(奥寺会長)。写真提供:横浜FC

 J1の横浜FCは11月26日、元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏(享年60歳)の死去について追悼の意を表し、クラブを代表して横浜FC会長兼スポーツダイレクター奥寺康彦、三浦知良、中村俊輔が追悼メッセージを寄せた。

 3人のメッセージは以下のとおり。

■奥寺康彦(横浜FC会長兼スポーツダイレクター)
「まだ60歳という年齢で、今後もサッカー界に貢献してくれると思っていたので、とてもショックで残念に思っています。僕がドイツから日本へ帰国して、1987年、ゼロックススーパーサッカー(国立競技場)で日本リーグ選抜と南米選抜で、試合をしたことを覚えています。僕とマラドーナがキャプテンとして、グランドへ入場したシーンは、今でも心に残っています。彼のドリブルは当時誰にも止められなかった。本当にたくさんの夢をありがとう」 

■三浦知良(FW)
"Obrigado por todo que você fez pelo futebol" ポルトガル語
(あなたがフットボールの為にしてくれたことすべてにありがとう)
"Gracias Descanse" スペイン語
(ありがとう 安らかに)

■中村俊輔(MF)
「僕はマラドーナを見て、育ってきた。当時はスポーツショップでビデオを購入して、ドリブルだったり、フリーキックだったりを研究した。そのビデオは今でもたまに見たりするし、僕にとって憧れの存在だった。本当にたくさんのことを学ばせてもらって、感謝しかないし、少しでも近づけるようにサッカーをしていきたい。心より哀悼の意を表します」

構成●サッカーダイジェスト編集部
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