「正しいパフォーマンスを見せた」冨安健洋と吉田麻也の日本人対決、イタリア・メディアの評価は?

2020年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

サンプドリアとボローニャ、ともに先発フル出場

セリエAの舞台で直接対決に臨んだ吉田と冨安。 (C)Getty Images

 現地時間11月22日にセリエAの第8節が行なわれ、サンプドリアはホームにボローニャを迎えた。結果は2-1でアウェーのボローニャが勝利している。

 この試合では日本代表DFのホームチームの吉田麻也、アウェーチームの冨安健洋が、揃って先発出場。17日のメキシコ戦でCBとしてコンビを組んだふたりが、この試合では真っ向から対決した。

 勝敗は冨安に軍配が上がったが、現地での評価はどうか。英スポーツチャンネル『Sky Sports』では、10点満点中、吉田に「6.0」、冨安に「6.5」をつけた。また、現地メディア『SPORT MEDIASET』は、吉田に「5.5」、冨安に「6.5」をつけている。
 
 そして『Tutto Mercato Web』は、吉田に「6.0」をつけ、「ディフェンスの中心となり、存在感を示した。終盤は(シニシャ・)ミハイロビッチの選手たちのスピードに苦しめられたが、クレバーな守備で相手よりも先に手を打ち、ミスは見られなかった」と評した。チーム内では2位タイという高い評価だ。

 一方の冨安にも「6.0」がつき、「CKでモーテン・トルソビーを見失ってサンプドリアの先制点を招いた。だが、その後は正しいパフォーマンスで改善してみせた」という寸評が添えられた。こちらはチーム内で平均的な評価となっている。

 このように、結果と採点では冨安に軍配が上がったものの、吉田のプレーもサンプドリア内では高く評価されている。イタリアで戦う日本代表DFのふたりが、ともに存在感を示した一戦と言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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