【FC東京】「高揚している」ACL再開前に長谷川監督が心境吐露!「日本も日韓を境に…」カタールサッカーにも言及

2020年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に2022年カタールW杯が成功することを祈っている」

前日会見に出席した長谷川監督。写真:FC東京

 現地時間11月23日、FC東京が翌日のアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)グループステージ3節・上海緑地申花(中国)戦を前に、開催地であるカタールから前日会見を実施。長谷川健太監督が出席し、意気込みなどを語った。

 世界的な新型コロナウイルスの大流行を受け、中断を余儀なくされていたACL。それでもなんとか再開にこぎつけ、FC東京は24日、2月にパース・グローリー(オーストラリア)と対戦して以来、9か月ぶりに同大会の一戦を行なう。そのなかで指揮官は、高まる気持ちを口にしている。

「いよいよACLが再開するということで、非常に気持ちも高揚している。この大会をやっぱり取りたいし、十分チャンスがあると思っている。予選リーグを突破するのがまずは非常に大事だし、難しいと思っているので、残り4試合をしっかりとチーム一丸となって戦っていきたいと思っている」

 そして、対戦相手の上海は既にカタールに入ってから2試合を消化しているなかで、「試合に入り込むこと」が重要なカギだとしている。

「上海は既に2試合消化しているので、非常にこの大会のリズム、雰囲気には慣れていると思っている。我々はこちらに入って初戦なので、しっかりと大会に入り込めるかどうかというのが一番のポイントになると思っている」

 また、今回カタールでの一斉開催という異例とも言えるレギュレーションで戦うが、それはむしろポジティブに捉えているという。
 
「今回は移動がない。いつものACLの戦いでは、オーストリアだと非常に長い距離をシーズンの間に移動しなければならない戦いを強いられるが、今回は集中開催なので移動のストレスがない」

 会見の最後には試合会場が、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)でも使用されるエデュケーション・シティ・スタジアムということで、現地カタールのサッカーについても言及した。

「日本のサッカーも日韓W杯を境に非常に大きく発展したと思っている。今回カタールでW杯が行なわれるということで、UAEで開かれたアジアカップでもカタールのチームが優勝したりとか、このW杯を機にカタールサッカー界も非常に大きく飛躍すると思う。こういう素晴らしいスタジアムが国内にたくさん建つことはサッカーの発展だけではなく、スポーツの発展に寄与すると思っているので、本当に2022年カタールW杯が成功することを祈っている」

 「十分チャンス」があると語る優勝に向けて、まずは明日の大事な再開初戦をしっかり取りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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