日本サッカー協会は11月14日、公式YouTubeチャンネル『JFATV』を更新し、前日に行なわれた日本代表のパナマ戦（１-０）の１日を追った動画をアップ。ロッカールームでの様子など、普段は見られない裏側を公開している。

　25分に渡る映像は、スタッフがロッカーにユニホームや用具などを並べていくところからスタート。視聴者のコメントでも「整理整頓でスタッフの勤勉さが伝わる！」とあるように、１つ１つ丁寧に置くその姿からは、きめ細かな仕事ぶりが見て取れる。

　そして、ハーフタイムに選手同士が細かな修正点などを確認する場面も公開。大汗をかいたサムライ戦士たちが真剣な表情で、話し合いをする様子は貴重だ。

　さらに試合終了直後には、FKのキッカーも務めたキャプテンの吉田麻也に密着。「ナイスゲーム？どうですかね」と首をかしげながらロッカーに戻ると、長友佑都や南野拓実らに「もう蹴っちゃ駄目よ」「なんで欲出てくるの」とイジられる姿が印象的だ。
 

　また、GKと１対１のチャンスを逃した三好康児は、「あれ決めれないか？」と聞かれると、「絶対決めれたっす。絶対駄目、あれ外しちゃ」と悔しさを露わにしている。

　最後は7試合連続の完封で楢崎正剛氏の持つ記録に並んだ、守護神・権田修一がインタビューに登場。「みんなが隙を作らないようにやってくれている結果。スタンス的には僕の記録じゃなくて、この時期にチームの無失点が続いていたという方がしっくりくる。毎試合PKを止めていてとか、枠内シュートが15本くらい来てそれを全部止めていたら、俺の記録だってなるけど、そうではない」と１人の記録ではないことを強調した。

　視聴者からは「こういう試合の裏側が見られる動画好き」「試合前はこんな感じなんやな」といった声が寄せられるなど、人気を博しているこのシリーズ。これからも"素顔"が分かる貴重映像に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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