「予想外のキッカー候補を発見」吉田麻也の鋭い直接FKにサンプ専門メディアが驚嘆!「最高の技術を持ったモダンな選手だ」

2020年11月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「有効な代役に立候補だ」とそのシュートに注目

パナマ戦で直接FKを披露した吉田。写真:龍フェルケル

 サンプドリアに所属する吉田麻也は、守備の国イタリアで着実に実績を積んでいる。だが、日本代表での試合を受け、守備だけではなく攻撃を評価する声も聞かれた。

 吉田は11月13日、パナマ代表との国際親善試合にフル出場している。1-0で勝利したこの試合の終盤、アディショナルタイムの94分には、FKで追加点にも迫った。

 ペナルティーエリアやや外からの吉田のFKは、わずかにクロスバーを越えて得点には至らなかった。だが、この鋭いシュートをサンプドリア専門サイト『samp news24』は評価しているようだ。

 同メディアは11月14日、「サンプドリアに予想外のFKシューターを発見。ヨシダはカンドレーバやラミレスに挑戦」と題し、アントニオ・カンドレーバやガストン・ラミレスにも劣らないFKキッカーになるかもしれないと吉田に賛辞を寄せている。

 記事では「もはや全員が知っていることだ」と、DFとしての能力、そしてさらにシュート力もある選手だと日本代表主将を称賛した。
「マヤ・ヨシダは、ボールに触れるたびにサポーターを恐怖させるような、典型的な動きの遅いDFではない。最高の技術と素晴らしいシュート力も持ったモダンな選手だ」

 記事は「実際、ヨシダは機会があるたびに、ゴールマウスへのシュートにトライし、サウサンプトン時代のアクロバティックなゴールが偶然でないことを示してきた」と続けている。

「先日のパルマ戦でも彼はFKでゴールに迫っており、ボールはわずかにクロスバーを越えた。今後のサンプドリアでのFKで、カンドレーバやラミレスの有効な代役に立候補だ」

 クラウディオ・ラニエリ監督の下で存在感を高めている吉田は、攻撃でもチームに貢献できるか。サンプドリアはセリエA次節で冨安健洋が所属するボローニャと対戦する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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