釜本邦茂氏が、愛媛松山で100名の小学生へ熱血指導! 「KAMAMOTO Football Festival in 松山」レポート

2020年11月19日 サッカーダイジェスト編集部

検温、消毒など感染防止対策を行った上で開催された

写真●金子拓弥 協力●一般社団法人 愛媛県サッカー協会

 株式会社スリーボンドが主催する「KAMAMOTO Football Festival」が、10月25日、愛媛県松山市で開催された。サッカー界のレジェンド、釜本邦茂さんと愛媛出身の元日本代表、福西崇史さんが、およそ100名の小学生たちに、パスやドリブルなど基本プレーのポイントなど4時間にわたりみっちり指導。充実のイベントをレポートする。
 

 株式会社スリーボンド主催の「KAMAMOTO Football Festival」は、同社の社会・地域貢献活動の一環として行なわれているサッカー教室で、釜本邦茂さんと一緒に年3回のペースで全国各地を回っている。

 今回の開催は愛媛県松山市。本来は4月開催の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。さらに参加人数も減らすことになってしまった。その分、スタッフ、講師陣も気合が入っていた。

 会場の北条スポーツセンターは、県内の大きなサッカーイベントにも使用される立地も、環境もすばらしい、ジュニアの憧れの場所。そして絶好のサッカー日和だった。

 開会式には塩崎やすひさ衆議院議員も駆けつけ、コメントを寄せていた。地元メディアの取材も入っており、今年、J3に昇格した今治FC、J2の愛媛FCと合わせて県内に2つのJクラブを持つことになった愛媛県のサッカー熱を感じた。

 そして、新居浜市出身の福西崇史さんが最後に「熱意が伝わってきました!」と語ったように、その熱は、子どもたちからも感じられた。

 前半のレッスンパートでは、釜本さんがストレッチから基礎練習を、福西さんがより実践的な練習を担当。ふたりは細かなアドバイスを送りながらピッチに目を配っていた。次はシュート練習。レジェンドたちが見守る中で、少し緊張しながらも、一生懸命に取り組んでいた。

 後半はサポートをしてくれたサッカー協会の方たちも加わってゲーム形式のトレーニング。笑顔の中にも個々では真剣勝負が見られた。とくに高学年のレベルが高かった。

 最後は恒例のリフティング大会で締めくくられ、プログロムが終了。参加者の中からJリーガーが現われるのか? それも含め今後も〝サッカーどころ〞愛媛に注目したい。

(サッカーダイジェスト11月26日号より転載)

※KAMAMOTO Football Festivalは検温、消毒など感染防止対策を行なった上で開催しています!
 

 
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