【日本代表】「悲観する内容ではなかった」鎌田大地が目指す前回からの上積み!同い年の奥川との共演には…

2020年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴールにはかなり近づけていた」

オンライン会見に出席した鎌田。(C)JFA

 日本代表はオーストリアのグラーツで、13日のパナマ戦、17日のメキシコ戦に向けたトレーニング合宿を実施中。合宿3日目となる11日には、MF鎌田大地がオンライン会見に登場し、意気込みなどを語った。

 冒頭、鎌田は「ゴールにはかなり近づけていた。周りとの関係性は悪くなかったと思うし、初めてトップ下で出た試合だったので、そこまで悲観する内容ではなかった」と、これまで代表では1トップでの出場が続いていたなかで、初めてトップ下を務めた10月のオランダ遠征を回顧。

 それを踏まえ、今回の連戦へは「1か月後、すぐにまた集まってやれているので、より一層みんな良い関係性でやれていると思う。前回のこういうところを改善したいって話もしているので、そういうのを改善していけば、より得点が生まれやすくなると思う」と前回からの上積みを誓った。

 そして最激戦区である、2列目のポジションについては「ポジション争いはやっぱり大変だが、まずはチームとして森保さんが大事にしている守備の部分だったり、身体を張る部分だったりっていうのをまずはしないと駄目。そこをしっかりやって、前の選手なのでゴールだったりアシストだったり、そういう部分が残せたらいいかなと思う」と自身の見解を示した。
 
 最後には、クラブに新型コロナウイルスの陽性反応者が出た影響で、今回は招集が見送られた24歳で同い年の奥川雅也にも言及。「雅也は同い年で昔から知ってはいたが、一緒にプレーしたことはなかった。今回初めてできるかなと思って楽しみにしていたので残念だが、またきっと一緒にこれからプレーできると思うので、その日を楽しみにしたい」と胸の内を明かした。

 前回の遠征ではゴールを匂わせたものの、得点を奪うまでには至らなかった鎌田。1か月を経て挑む今回の遠征では、確かなインパクトを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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