イブラヒモビッチ自伝が映画化!「伝説的ストーリーは最高のシナリオ」と演習家は自信

2020年11月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

イタリアでは2021年秋に公開予定。

自伝の映画化が決まったイブラヒモビッチ。写真:Alberto LINGRIA

 ミランに所属するズラタン・イブラヒモビッチの自伝を原作にした映画が、来年秋に公開されるという。『La Gazzetta dello Sport』など複数のイタリア・メディアが報じている。

 イブラヒモビッチは2011年に『Io, Ibra』という自伝本をリリースしており、『I am Zlatan』と題される映画はそれが原作に。本人も脚本段階から意見を出したという。

 イブラヒモビッチの役を演じる俳優は、10~13歳、17~23歳で2人。昨年10月から母国スウェーデンとアムステルダム(かつてアヤックスに所属)で撮影が進んでおり、イタリアでは2021年秋に公開予定だ。
 
 ボスニア半島からの移民の子供としてスウェーデンのマルメで育ったイブラヒモビッチは、父親が飲んだくれなど壮絶な環境を生き抜いてきた。そこからユベントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリSG、マンチェスター・Uとメガクラブを渡り歩くスーパースターとなる、成り上がりストーリーはあまりに有名だ。

 プロデューサーを務めるイタリア人のアンドレア・オキピンティは、イブラヒモビッチと映画についてこう語っている。

「イブラヒモビッチは選手以上の存在。真のリーダーであり、伝説のアイコンであり、誰も他には真似できない。イタリアで最高の聖地を築いたこの現代の伝説的ストーリーは、映画にとって最高のシナリオだ」

 今シーズンのセリエAではここまで5試合で8ゴール(得点ランク1位)。11月1日のウディネーゼ戦では見事なオーバーヘッドキックを決めるなど、39歳とは思えない活躍を見せているイブラヒモビッチ。自伝本は日本語訳版が出ているだけに、映画もいずれ日本公開があるかもしれない。要注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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