湘南が齊藤のヘッド弾で盤石の完封勝利! 横浜は仲川が久々の出場も…

2020年11月11日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

62分、湘南がワンチャンスをモノにする

CKのチャンスに1得点の齊藤。中盤での献身的な働きも光った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第26節]湘南1-0横浜/11月11日/BMWス

 16位の湘南がホームに7位の横浜を迎えた"神奈川ダービー"は、1-0で湘南が勝利を収めた。

 序盤から両チームともインテンシティの高いプレーを披露。局面ごとに激しくバトルする見応えある内容で、ポゼッションでは横浜にやや分があった一方、湘南はシンプルかつスピーディにボールを前線に運んでチャンスをうかがう。

 お互いに相手ゴールに迫るシーンもあり、湘南は11分に指宿が、横浜は32分にM・ジュニオールが決定機を迎えるが、いずれもネットを揺らせず。前半は0-0で折り返す。

 後半は、頭から攻撃陣を"二枚替え"した横浜がやや優勢となり、テンポ良くボールを動かして攻撃を仕掛けるも、敵の集中力ある守備を崩し切れない。

 押し込まれていた湘南だが、62分、ワンチャンスをモノにする。CKから齊藤がヘッドで押し込み、待望の先制点をゲットする。

 リードを得た湘南はその後も、組織的なディフェンスで横浜の反撃をシャットアウト。危なげない戦いぶりで勝点3をゲットした。一方の横浜は仲川が途中出場から久々にピッチに立つも、思うように攻撃の形を作れないままゴールを奪えず、手痛い敗戦となった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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