「KUBISMOが誕生した」久保建英が決めた1年前の“初弾”をリーガ公式がリバイバル!「マドリーに復帰させるべきだ」

2020年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

相手は奇しくもビジャレアルだった

マジョルカでは35試合に出場して4ゴールを決めた久保。(C)Getty Images

 2019年6月にレアル・マドリーと電撃契約を結んだ久保建英が、レンタル先のマジョルカでラ・リーガ初ゴールを決めたのが、同年の11月10日だった。

 ラ・リーガ第13節、相手は奇しくも、現在プレーしているビジャレアルだった。このゲームが10試合目の出場となった久保は、2-1と1点をリードして迎えた53分、ペナルティーエリアの外でアレイシ・フェバスからパスを受け、左足を一閃。強烈なシュートを逆サイドのネットに突き刺すゴラッソで、リーガ初弾を決めてみせた。

 森本貴幸(当時はカターニャ)を抜く4大リーグにおける日本人の最年少得点記録したこのゴールから1年が経った現地時間10日、リーガの公式SNSは、この久保の初ゴールを改めて紹介。「『KUBISMO』は2019年11月10日に誕生した。クボの初ゴールから1年(不思議なことにビジャレアルから)」と綴った。

【動画】「強烈だな」久保建英がビジャレアルから1年前に決めたリーガ初ゴール
「KUBISMO」とは現在美術における潮流のひとつである「CUBISMO」(キュービズム)とかけた、「クボ主義」を意味する言葉だ。これには、「KUBISMOが大好き。この青年は素晴らしい」「ベストヤングプレーヤーだ」「来シーズンはヴィニシウスをレンタルに出して、タケをマドリー復帰させるべきだ」「日本のメッシと呼ぶ人もいる」といったコメントが寄せられた。

 またリーガの日本版ツイッターでは、「このゴールを一言で表すとしたら?」とお題を提供。「ゴラッソ」「強烈だな」「一閃」といった反応があった。

 あれから1年。マジョルカで4ゴールを挙げた久保だが、ビジャレアルではリーガでのゴールはまだ奪っていない。再び11月に初弾が生まれるか。21日に開催される次節の相手は、保有元のマドリーだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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